プアオーディオブログ

貧乏人がオーディオについて書くブログです。オーディオにハマっていましたが、海外で放蕩したいがため、スピーカーを除いたすべての機器を処分。この頃またオーディオにハマりつつあります。

ハイレゾ再生が可能な高音質再生ソフトを7つ紹介

ハイレゾ再生が可能な高音質再生ソフトについて考える - プアオーディオブログ

上の記事ではPCオーディオを楽しんでいる方からすれば、非常に常識的でありきたりなソフトを3つだけ紹介しました。

 

 

ここでは、更に上の音質を目指す上で必要なソフトウェアをいくつか紹介したいと思います。

各ソフト、簡単な紹介と音質や使い勝手の所感を述べさせていただきます。

いずれのソフトウェアでもハイレゾ(192kHz/24bit)の再生が可能です。

 

 

 

 

音の広がり、立体感について

ここでは、下記の図を使って、音の広がり、立体感について考えます。

縦方向もあると思いますが、よくわからないので前後左右の4方向だけにしました。

 

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自分の頭の方に来る音をF

左右に広がる音をLとR

後ろの方に広がる音をB

 

使う環境によって感じ方は変わりますので目安程度にお願いします。

 

環境

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貧弱ではありますが、上記の環境にて聴きます。

貧困のためのオーディオなのでゆるしてくださいませ。

 

 

比較に使った楽曲

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   Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS

 

 

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軌跡 jdk アクースティックス

 

 

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Waltz for Debby

 

JRiverMediaCenter(JRMC)

メディアセンターという名の通り、音楽再生の他にも動画プレーヤーやフォトビューアーとしても使えます。

いずれの機能も高品質だと思います。

 

 対応しているフォーマットが非常に多く、あらゆるサンプリングレートのソースを再生できます。

PCMでは、最大768kHzの音源まで、DSDはASIOで512、DoP方式で256まで対応しています。

DSD形式の DSD64, DSD128 や DSD 2.8MHz, DSD 5.6MHz は何が違う? - Soundfortのいい音紀行♪

SoXResamplerという高品質のリサンプラーを搭載しているのも特徴の一つです。

192kHzまでしか対応していないDACで384kHzの音源を再生する際は、リサンプラーでダウンサンプリングして再生します。

逆に、高いサンプリングレートへとアップサンプリングすることもでき、音の変化を楽しめます。

 音質については、解像度が高く、若干派手にきこえる印象です。

ピアノやヴァイオリンの音色がゴージャスに響きます。

音の傾向は、低位域よりも、高域よりです。

 定位も良好で、スピーカーで聴いた際は、LR方向への広がりが強いと感じました。

 

 有料ですが、操作性が非常によく、楽曲の管理がとてもしやすいのでおすすめです。

また、高画質ビデオレンダラー、madVRが使えるのも素晴らしいです。

http://madvr.com/

 

 

www.jriver.com

 

Bughead

Bugheadは日本人が開発した高音質ソフトです。

ASIOの仕様を前提とした設計で、WASAPIKSには対応していません。

ASIOドライバーが配布されていないDACを使う場合は、ASIO4ALLで対応できます。

 

PCのジッター対策を極限まで行い、音質を追求しています。

PCのメモリの上に音楽ファイルを展開する、いわゆるメモリープレーヤーなのですが、メモリのアドレスにまでこだわっているようです。

Windowsのシステム領域が占領するメモリチップの付近に音楽データを展開すると音が悪くなるらしいです。)

また、Bugheadは、その衛星的ソフトウェアと併用することで最大の音質が得られます。

 最大の音質を発揮するにはハードウェア、PCのスペックにもシビアになる必要があります。

Core i3以上の高性能なCPUにDDR4のメモリを32GBが必要とのことでした。

また、マザーボードVRMのフェーズ数にもこだわるという徹底ぶりです。

PC構成は製作者のブログや、マニュアルにも記載されているはずです。

音質と引き換えに、操作性は悪く、音を出すまでに数分間待つ必要があります。

 さて、音質ですが、Bugheadのそれは最強だと思います。

解像度は高く、情報量も多いです。

分離感も非常によく、整然としていて音と音が混じりません

どのソフトよりも優れた定位感が期待でき、演奏者の位置までわかりそうでした。

また、音の立ち上がり、消え入り(トランジェント)の部分が優れていて、暗闇からふわりと楽器の音や声が浮かんできます。

 Bugheadを聴いたあとにJRiverや他のソフトを聴くと、定位が曖昧で、雑味の有る音だと感じるはずです。

 

WavePcmUpconverPlayer(WPUP)

例えば、SONYDSEE HXのようにビット拡張高域補間をしながら再生してくれるソフトです。

また、高域補間をしてファイルを保存することもできます。

 音質は、JRiverに劣らぬ高解像度で、定位感もなかなか良好です。

高域補完を行っているということで、それらしいきらびやかさがあるように思います。

 

下記リンクよりサイトにアクセスできます。

Wave Pcm Upconvert Player / DSD to PCM Converter

 

XXHighEnd

なかなか聞かない名前ですが、超高音質プレーヤーであることは間違いありません。

 

ハイエンドの音を目指して開発されたソフトで、実にオーディオ的な音がします。

ホームページは独特の色使いと見づらさのせいで怪しさ満点ですが、見づらいこと以外は問題ではないでしょう。

 特徴は再生エンジンがいくつか用意されており、それらを切り替えて遊べます。

また、Windows標準のexplorer.exeに代わって、専用のシェルが用意されているらしく、積極的な音質改善への取り組みがみられて面白いです。

Bugheadと同様、それ専用のPCがあります。それどころかDACもあるのですが、情報が少なくていまいち全容を把握しきれていません。

 

 音質ですが、やはり、JRMCと同等の解像感があります。

とてもまろやかな音質で、オーディオ的です。

ゆえ、高域が減衰しているようにも思えます。

そのため、高域の伸びやかさに不満を持つかもしれませんが、長時間、リラックスして音楽を聴くには最適でしょう。

 

FBLRの全方向に程よく広がり、広々した音場表現だと思います。

ヘッドホンで例えるなら、ゼンハイザーのHD650のような音です。

なお、音の定位感、空間表現はBugheadに及ばない印象です。

 先程も述べたように、再生エンジンの切り替えによってまた違った印象を受ける場合もあるかと思います。

専用PC、DACを手に入れてみたいものですが、どこで販売されているのか、いまいちわかりません。

https://6moons.com/audioreviews/xxhighend/1.html

https://stordiau.com/pages/phasure-audio

 

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www.phasure.com

 

PlayPcmWin(PPW)

WASAPI専用の再生プレーヤーです。

インターフェースは単純明快、ファイルをドラッグ・アンド・ドロップして再生ボタンを押すだけです。

音楽ファイルをメモリに展開してから再生します。

 

情報量はJRMCと同等、解像力も同程度です。

音に厚みがあり、重厚感のある雰囲気です。

定位もよいです。

https://sourceforge.net/p/playpcmwin/wiki/PlayPcmWinJp/

 

cPlay+cMP

cPlayは

cMPという、パソコンの機能を止めるソフトと併用するといいらしいです。

要は、専用のシェルですね。

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解像力は非常に高く、Bugheadに迫ります。

情報量はかなり多めです。

解像度、情報量はJRMCより上です。

傾向はフラットです。

音はB方向に少し広がります。

Bugheadにつぐ定位の良さで、使い勝手も含めれば、こちらに分があるかもしれません。

http://cicsmemoryplayer.com/index.php

 

StealthAudioPlayer(SAP)

GUIが存在しないプレーヤーらしいですね。

.batのファイルでの操作になります。

解像度は極めて高いです。

情報量はcPlay+cMPと同等。

高域に力の入った音だと思います。(少し刺さるか?)

F方向に音がぐっと出てくる印象でした。

Minimalist Audio Player

 

まとめ

このなかで、音質においてはBugheadが頂点で、

その下でXXHighEnd,SAP,cPlay+cMP3つが競う形になりました。

上位4つは難易度が高い(使うのが面倒くさい)分、音も良いようです。

 JRMC,PPW,WPUPの3つは簡単に使える分、音のレベルは低下する、といった感じでしょうか。

ただ、どれも、foobar2000を圧倒する音質でした。

 

ここで紹介できていないのは、JPLAY、HQPlayer、Audirvana、TuneBrowserあたりでしょうか。

一時期話題になったHYSOLIDも高音質だったと記憶しています。

TuneBrowserは音は良いのですが、JRiverに対して音質的アドバンテージがあるわけでもなく、操作性が自分に合わなかったので、購入には至りませんでした。

AudirvanaはJRiverより音質では優れますが、操作性は完全に未熟といった印象です。

やはり、Macで、iTunesと組み合わせてこそ最大の効果を発揮するものと思います。

HQPlayerはPCの膨大な処理能力を駆使して理想的なオーバーサンプリングやΔΣ変調を行うソフトです。

様々なフィルター、ディザのオプションが備わっており、楽しめますが、英語のマニュアルを読み込む必要があるので、敷居は高いと思います。

 

 

こちらもぜひ御覧ください。

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