プアオーディオブログ

貧乏人がオーディオについて書くブログです。オーディオにハマっていましたが、海外で放蕩したいがため、スピーカーを除いたすべての機器を処分。この頃またオーディオにハマりつつあります。

ちょっと怪しいお店、プロケーブルのRCAケーブル

オーディオファイルなら知っている方も多いと思います、プロケーブルというお店でケーブルを買ったので感想を少し書きたいと思います。

 

満足できるDACヘッドホンアンプの環境が一通り出来上がったらケーブルを替えてシステムのレベルアップをはかるという方は多いのではないでしょうか。

私もそのうちの一人です。

私はDACとアンプを繋ぐRCA端子のケーブルをオーディオグレードのものに変更しようと思いましたが、オーディオ用のケーブルとは高いもので、エントリーモデルでも7000円、8000円しますから、買うのをためらいました。

それに、私の使っている、Mojo3.5mmステレオミニプラグなので、買える製品の幅はさらに狭まります。

そこで見つけたのがプロケーブルでした。

店主の持論が長文で綴られている、独特なサイトのスタイルにはは奇妙な魅力があります。

ステレオミニ→RCA端子の品質の良さそうなケーブルが手頃な値段で売っていたので、物は試しと購入しました。

プロケーブルとは

プロケーブルは、その名の通り、プロが使うケーブルを売るショップです。

BELDENモガミカナレといった、スタジオで使われるようなケーブルをとことんおすすめしています。

プロ用のケーブルの、音に脚色をしないフラットさが高音質の要だと信じているようです。

PRO CABLE - プロ用高性能/デジタル・映像ケーブル -オーディオ用 - プロケーブル

また、オーディオのコラムのようなものもあります。

内容はかなり過激というか極端なものですが、結構面白いです。

スピーカーやアンプも販売していますが、どれもPA用品の様でして、ホームオーディオ向けの製品ではありません。

PAスピーカーは音楽を鳴らすというよりも、拡声器的な意味合いが強いと思いますので、これをオーディオ用として売り出すのはどうかと思いますがどうなんでしょう。

 

レビュー

BELDEN88760というケーブルで制作されたMini to RCAMini to XLRを購入しました。

88760はアメリカのBELDENのケーブルなのですが、とても硬くて取り回しがしづらいです。

赤いフッ素化エチレンプロピレンで絶縁された2芯のケーブルです。

導体を包む被覆もフッ素化エチレンプロピレン、アウターもフッ素化エチレンプロピレンです。

中の導体は錫メッキ銅線で、その周りのシールドはアルミニウム、ドレイン線も導体と同じく、錫メッキ銅線です。

Analog & Digital Audio Cable - Belden

BELDEN ベルデン 88760 ラインケーブルの王者 (8412の現代バージョン)- プロケーブル

 

デザイン

見た目は質素ですが質がよく、丁寧な印象を受けました。

ケーブルはずっしりと重たく、先程の通り、硬いです。

コネクタはノイトリック製で、とても丈夫そうです。

Mini to RCAが50cmで2900円、Mini to XLRが1mで3600円でした。

f:id:spasexrom:20190123233404j:plainf:id:spasexrom:20190123233423j:plainf:id:spasexrom:20190123233412j:plain左右の区別のために”左”と書かれた紙テープが巻かれています。

分岐の部分は熱収縮チューブで巻かれ、絶縁されているようです。

NEUTRIKのコネクタやBELDENのケーブルと相まって質実剛健という印象を受けました。

値段が値段なので、高級RCAケーブルのようなラグジュアリーさはありません。

f:id:spasexrom:20190124212538j:plainゾノトーンのケーブルは青くてかっこいいので好きですが高くて買えません。



ホームページは胡散臭いですが、他のメーカーと同じく、製品に対する誠実な姿勢が伺えます。

iPhone/パソコン用ベルデン88760 ラインケーブルの王者 BELDEN(8412の現代バージョン)

 

音質

さて、音質の話です。

もとは、アンプ付属のケーブルです。

BursonAudioSoloistSL Mk2にはMini to RCAのケーブルが付属していました。 

 

システムはこんな感じです。f:id:spasexrom:20190124005556j:plain

BELDEN 88760でMojoとSoloistSL Mk2を接続しました。

【ヘッドホンアンプ】BursonAudio SoloistSL MK2のレビュー - プアオーディオブログ

CHORD Mojoを据え置き機としとてスピーカーに使う - プアオーディオブログ

 

 

聴いてわかったのは解像度の変化です。

 

元のケーブルは今回の88760に比べて音が滲んでいるように感じます。

88760ではにじみがなく、写真で言えば、かっちりとフォーカスが定まったようなイメージです。濁りのない蒸留水とたとえてもよいと思います。

SoloistSL Mk2は部品点数が少ないためか、透明感のあり、また、音に脚色をしないアンプです。

88760に変更した結果、SoloistSL Mk2の良さを伸ばす形となりました。
曖昧で感覚的な話にはなりますが、信号の劣化が少なくなったような気がします。

私が感じ取れたのは解像度に就いてのことだけで、音場が広くなった、もしくは狭くなったとは感じられませんでした。

音に脚色をせず、透明度が高く、アンプの特性を殺さない良いケーブルだと思います。

 

まとめ

プロケーブルはどこか怪しげな雰囲気がありますが、その製品はとても良いと思います。

取り扱っている製品はリーズナブルな値段で良心的です。

今回のRCAケーブルも音質の向上がはっきりと感じられてとても満足です。

他のオーディオメーカーの高額なケーブルがぼったくりだとは思いませんが、私のような低予算のオーディオファイルにはこのくらいがちょうどよいです。

一通りシステムが出来上がったあと、付属品からのささやかなアップグレードにはもってこいの品です。付属品からだと音質の向上がわかりやすく感じられるのでおすすめです。